もともと韓国では、日本の文化コンテンツが日本語のままで流通されることは禁止されていました。例えば、日本の映画や音楽も普通に手に入れることができなかったですし、もし手に入れるとしても違法ということで捕まっていたと覚えています。
そのような雰囲気が変わり始めたのが、確か日本と韓国が共同で2002年のサッカーW杯を開催することが決まってからだと思います。それから、韓国にも徐々に日本の映画をはじめに音楽、書籍、ドラマなどが流通され始めました。
ちょうどその頃が中学校3年生の時で、初めて日本の映画を観ました。
それは「鉄道員(ぽっぽや)」で、高倉健さんや広末涼子さんが出演していました。
そしてこの映画が日本について興味を抱き始めたきっかけになったと思います。
(広末涼子さんの可愛さの影響も大きかったと思います 笑)
それから日本語の勉強を始めて、本当に夢中になりました。高校時代も受験50%、日本語50%の割合で過ごしていましたし、もう韓国のテレビさえ見なくなりました。
今では日本語の勉強に割り当てる時間は少ないですが、現在日本に住んでいるため、毎日が勉強のような気持ちです。
■大学でスペイン語を専攻として選ぶ
元々日本語を勉強していたので日本の大学に進学したかったのですが、経済的な理由などがあり、あきらめてしまいました。
それから韓国の大学へ行くことを決め、専攻を選ぶ時に迷っていました。
今までの流れだと、周りの人は当然私が日本語を専攻すると思ったのですが、私はその期待を裏切ってスペイン語を専攻することにしました。
その理由は次の3つとなります。
1. 自分の日本語にうぬぼれていた。
- ある程度日本語を勉強していたので、大学でまた一から学ぶことに抵抗を持っていたと思います。
2. スペイン語が今後重要になるという雰囲気があった。
- スペインを含めブラジルを除いた南米の著国がスペイン語を話すためスペイン語を話す人口が多い、また韓国がチリーをはじめ南米の国々とFTAを結ぶなど、スペイン語が今後くる言語だっていう雰囲気がありました。
3. 日本語学科に比べて競争が激しくなかった。
- 一年浪人した経験もあり、安全に進学したいっていう気持ちもありました。
このようにどっちかというと、現実的な理由でスペイン語を勉強することになってみると、やっぱりうまくいきませんでした。日本語に比べて同期付与があまりできなかったのではないかと思います。
そのため、スペイン語は時間をかけて勉強はしたものの、上達できませんでした。。
■就活のための英語
英語は特に勉強をしようとも思ってなかったです。面白いハリウッドの映画やアメリカのドラマは大体字幕もありますし、どっちかというと受験の科目の一つなので、飽きていたかもしれません。
しかし、英語はまだ自分を離してはくれませんでした。就職活動を準備しながら、自然にTOEICという形で再開することになりました。
とりあえずある程度のTOEICの点数を取らないと、応募書類を出す資格さえ得られなかったので、英語の勉強というよりはTOEIC勉強に必死でした。
■現在と今後
今は、日本で仕事を得て生活をしています。
仕事でも外国語を活用する場面が多い環境におかれて恵まれているのではないかと思います。
そのため、ある日思いました。外国語の勉強に改めてちゃんと向き合って見たいと。
特に英語とスペイン語をまず、せめて今の日本語くらいまでは上達させたい!と思いました。(またその後は他の言語にもチャレンジしてみたいです)
そしてその過程をいろんな方と共有したい思って、このブログを開きました。
よろしくお願い致します!m(_ _)m