2015年4月27日月曜日

英会話において必須動詞10 (6) make

英会話において必須動詞10 
(6) make


makeは現状維持のkeepとは違って、「何か新しいものを作る」という積極的な動詞です。また、この時に作るのは目に見える私物に限りません。


■makeのイメージを感じてみる例

・Don’t make excuses.  言い訳するな。
→ここでは言い訳を作らないように言っていますね。

・A hundred cents make a dollar. 100セントは1ドルになる。
→セントが100個が集まって、ドルを作るっていうことですね。

・I made room for the old man to sit down. 私はおじいさんが座れるように席を用意した。
→おじいさんが座るための空間を作ったということです。このように何かを作るのには意志が作用します。

・He made her his secretary. 彼は彼女を秘書にした。
→これはmakeの使役の意味です。AをBにしたり、Cに何かをさせたりなど、makeは自らの意思で環境を変える力を持つ言葉です。



■makeを使った日常会話

A: What makes you angry?
  何で怒っていますか?
B: Her behavior makes me angry.
  彼女の行動が私を怒らせました。

A: Who is going to make the final decision about this?
  誰がこれについての最終決定を行いますか?
B: I guess it’s up to me.
  たぶん私だと思います。

A: Why don’t you make yourself at home?
  ごゆっくりどうぞ。
B: I can’t afford to.
  そんな余裕がありません。




■makeを使う会話パターン

1. What made him angry?
  彼はなぜ怒っているの?
  make+O(対象)+C(状態):OをCの状態にする

2. He tried to make himself understood in English.
  彼は英語で理解しようとした。
  make+O(対象)+過去分詞:〜になる状態にする

3. We’ve just made it!
  私たちはぎりぎり間に合った!
  make it:間に合う、うまく進む

4. Four and six make(s) ten.
  4 + 6 = 10
  make:(計算結果)が 〜になる

5. Four times six make(s) twenty-four.
  4 X 6 = 24

6. This sentence makes no sense.
  この文章はまったく意味が通じない
  make sense:意味が通じる

7.  Try to make good use of your money.
  お金を有効に使えるように努力しろ。
  make use of:〜を使う、利用する

8. Make sure of the date of the party.
  パーティーの日付を確認してください。
  make sure of:〜を確認する

9. Don’t make fun of me.
  私のことを笑わないでよ。
  make fun of:〜を笑う、あざ笑う、あざける

10. My wife and I made up yesterday.
  妻と私は昨日仲直りした。
  make up:仲直る、和解する

11. Cheese is made from milk.
  チーズは牛乳で作られる。
  make A from B:Bを加工してAを作る

12. This chair is made of wood.
  この椅子は木で作られた。
  make A of B:Bを材料にしてAを作る

13. I must make up for the loss in a month.
  私は一ヶ月内に損失を挽回しないといけない。
  make up for:〜を補充する、挽回する、代替する

14. I can’t make out what he’s saying.
  私は彼が言ったことを理解できなかった。
  make out:〜を理解する

15.  It’s not easy to make ends meet with a big family.
  大家族を持って家計の収支を合わせるのは簡単ではない。
  make ends meet:収支を合わせる、収入の範囲内でやっていく。



makeは以上となります。上記以外にもmakeは前置詞と共に使われてたくさんの熟語を生み出す動詞なので、ぜひ勉強して自分のものにしておきましょう。

次回は使役動詞の仲間であるletについて勉強したいと思います。

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