2015年4月9日木曜日

mayとmightの違いと使い分けについて

助動詞のmayとmightは何だか似ている雰囲気で(まあmightがmayの過去形なので当たり前ですが)、意味もほぼ同様に見えますし、何が異なるのか、またはどの時にどれを使えばいいのかがはっきり分かっていない方がいるのではないでしょうか?(私もその一人ですが)

では、今日このmayとmightについて一緒に勉強してみましょう!


■基本的な意味

MayMight
①丁寧な要求 (~してもいいですか?、~してもらえますか?)
例:May I borrow your bicycle?
①丁寧な要求 (~してもいいですか?、~してもらえますか?)
例:Might I borrow your bicycle?
②確信 (50%くらい、〜かもしれない)
例:He may be at the library.
②確信 (20%くらい、〜かもしれない)
例:He might be at the library.
③許可, 許し (〜してもいい)
例:You may leave the room.

上の図を見てみると、意味において違いが二つありますね。

1. 確信の割合が違う、mayの50%くらいに比べてmightは20%くらいで確信度が低い!
2. mayには許可の意味もある!


■使い分け

では、上から分かったの違いに基づいて、下記の内容を確認してみましょう。


★ どちらの方が来る可能性が高いでしょうか?

①He may come.
②He might come.


正解:①の場合が来る可能性が高い


★ どちらの方が雨が降る確率が高いでしょうか?

①It may rain.
②It might rain.


正解:①の場合が雨が降る可能性が高い


★ 友だちと話をしていると仮定しましょう。話をしていたら友だちが当たる確率が低い予想を述べました。それに対して「You are wrong」って言ったら、ひょっとすると友だちがちょっと傷ついたり、言い合いになるかもしれません。

その時にちょっと遠回しで下記のように言った方がいいでしょう。

①You may be right. (当たる確率 50%  外れる確率 50%)
②You might be right. (当たる確率 20%  外れる確率 80%)


★ 日常生活ではmayの方がもっと使われます。mightをたくさん使うと確率の低い言葉を頻繁に言っている感じがするからです。


以上が私が自分の中で何となく理解しているmayとmightの違いと使い分けとなります。
疑問やさらなる違いや使い分けがありましたら、ぜひコメントにて教えてください!

よろしくお願いします!

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